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海外赴任をするにあたるリロケーションのメリット

海外赴任をするにはまずは就労ビザの取得!

海外赴任に必要不可欠なのが「就労ビザ」。これがなければ赴任先での就労は認められないので確実に取得しましょう。

ただ、就労ビザは非常に複雑なビザの1つで、国や就労方法によって、ビザの取得方法が変わってきます。自分自身で申請する場合、その手続きはかなりの時間と手間が必要になります。

ビザの取得方法は様々で、条件や基準も変わることが多いですが、主に5パターンに分けられます。

1. 日本でビザの申請・取得後、赴任する

インド、アメリカ(Eビザ)

2. 赴任先で労働許可を取得後、日本でビザを申請・取得して赴任する

アメリカ(Lビザ)、中国(Zビザ)、イギリス、イタリア、オーストラリア、韓国、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ベルギー、メキシコ、ブラジル

3. ビザを日本で申請・取得後、赴任先で労働許可を取得する

タイ、フィリピン、台湾

4. 赴任先でビザを申請・取得後、一度隣国へ出国し再度正式に入国する

香港

5. 赴任先でビザの申請・取得をする

オランダ、シンガポール、スイス、チェコ、ドイツ

※取得方法や条件などは、必ず事前に大使館等の関係当局で確認するようにしましょう。

自分で申請・取得するのは大変ですが、通常、就労ビザは企業側で手配してもらえることがほとんどです。

赴任者は企業側の担当者と相談し、就労ビザ取得に必要なパスポートや写真などの書類を準備しましょう。

もし自分で申請する場合は、ビザ申請代行の専門業者など精通したプロに依頼する方が確実です。

海外赴任先の物件の探し方

海外赴任となった場合、気になるのは「赴任先での住む場所」ですよね。前任者が以前住んでいた住居にそのまま住むという場合とは別に、自分で家探しをしないといけないことも考えられます。

もし物件探しをする必要がある場合、どうやって探せばいいのでしょうか?

まずは企業側の担当者・前任者から情報を聞くのが1番早いでしょう。例えば、こうした条件を事前にチェックしておきたいです。

  • 家賃の予算は?
  • 住むエリアの指定があるかどうか?
  • 赴任先で同じ会社の日本人が住んでいるエリアはどこか?
  • 治安が良いエリアはどこか?
  • 日本人や外国人が住んでいるエリアはどこか?
  • 日本食が手に入りやすいか?
  • 通勤や通学などの交通の利便性は良いか?

企業側の担当者から指定される場合もあるかもしれませんが、こうした情報は担当者・前任者から聞いておきたいです。

もし担当者や前任者からあまり情報が得られない場合は、インターネットで検索する、信頼できる不動産屋を紹介してもらう、赴任先に短期滞在して周辺環境を調査する、という方法で物件を探しましょう。

どの方法で物件探しを行うにしても、周辺の治安は良いか?安全に暮らせる居住環境かどうか?を最優先に検討することが大切です。

リロケーションをするメリットデメリット

リロケーションをする4つのメリット

家賃収入として毎月不労所得が入る

海外赴任中にほとんど手間なく定期的な家賃収入が見込める、というのがリロケーションをする最大のメリットですね。

リロケーションサービスなら、入居者の募集~契約、家賃の集金・管理、クレーム対応・トラブル処理などを一括で行ってくれるので、貸主の手間はほとんどありません。赴任先での仕事に集中することができます。

通常の賃貸の収入とは違って短期間の家賃収入ではありますが、「毎月不労所得が入る」というのはとても魅力的ですよね。

住宅の管理を心配しなくて済む

住宅は空き家のまま放置すると劣化が早くなってしまいます。長期間換気されずカビが増殖したり湿気で建物が劣化したり悪臭が発生したりと、様々な住宅トラブルに繋がる場合があります。また、長い間家を空けることになるので、防犯の面でも不安です。

その点、誰かに住んでもらうことで、そうした住宅の劣化を防ぐことができますし、防犯の面でも安心できます。海外赴任中も安心ですよね。

自宅を貸す期間を決めることができる

通常の賃貸契約の場合、借主の都合に合わせて貸すので賃貸期間はかなり長期になりますし、場合によっては賃貸期間が延びてしまうことも多いです。

ですが、リロケーションはそもそも転勤や海外赴任等で一時的に留守にしている間の賃貸契約が前提となっているため、貸主側で貸す期間を決めることができます。

リロケーション会社は明渡し手続きまでしてくれますので、契約期間が終了し、赴任先から帰ってくる時にはマイホームでの生活を再開できます。

借主とのトラブルに悩まされない

リロケーション会社は、入居者の審査、クレーム対応やトラブル処理もサービス内容に含まれているので、大変な管理業務をプロに任せることができます。特に「入居者の審査」をプロが行ってくれるのは凄く安心感がありますね。

クレーマーや家賃の不払い、住宅の損傷といったトラブルを、手間なく未然に防ぐことができるのは大きなメリットです。

リロケーションをする3つのデメリット

通常の賃貸よりも収益性が低くなる

リロケーションの物件は賃貸期間が最初から決まっており、更新もできません。物件を探している人は、基本的に長く住みたいと考えている人の方が多いので、家賃は同タイプの物件よりも低く設定する必要があります。

それに加えて、管理費や税金、ローンなどを払わなければいけないことも考えると、収益性は低くなってしまいます。

借り手が決まらないリスクある

借り手が決まらなければ、家賃収入を得るどころか、管理費などの出費が増えマイナス収支になる可能性があります。

「こんなことなら最初からリロケーションなんてしなければ良かった…」という事態になりかねないので、リロケーション会社を選ぶ時は空室対策も相談しておく必要があります。

原則、貸主からの契約解除はできない

海外赴任中に、何らかの理由で急に日本へ戻ることになったとしても、原則、貸主から契約期間中に契約を解除することはできません。

そのため、あらかじめこういったケースを想定しておいて、臨機応変に対応してくれるリロケーション会社を選んでおくことが大切です。契約前に担当者に相談しておきましょう。

海外赴任をする際のリロケーション会社の選び方

良いリロケーション会社を選べるかどうかで、空き家となるマイホームを有効活用できるかどうかが決まります。主に、これからお話しする8つのポイントが重要なので、リロケーション会社を選ぶ際に参考にしてみてください。

1. 管理戸数は多い?

1番分かりやすい判断基準が「管理戸数」です。管理戸数は、その会社が今まで行ってきた取引の実績であり、それだけ管理できる実力が備わっているという証拠でもあります。

管理戸数を見ればリロケーションに慣れているかどうか分かるので、良い判断基準になるはずです。

2. マイホームを任せられる担当者かどうか

初心者でもリロケーションを成功させられるかどうかは、担当営業マンの質に左右されると言っても過言ではありません。誠実に対応してくれるか、質問に細かく答えてくれるか、親身に相談に乗ってくれるか。信頼できる担当営業マンでないとマイホームを任せられませんよね。

質の高い入居者を見つけるには、まず質の高い担当営業マンを見つけることが先決です。

3. 契約期間を貸主が決められるかどうか

リロケーション会社によっては、最低契約期間が決められているところもあります。あなたの希望通りの契約期間が選べるかどうかも要チェックです。

4. 入居者を早く見つけられるかどうか

入居者の質も大切ですが、入居者が見つかるまでのスピードも重要です。入居者がいないと当然家賃収入はありませんし、空室期間が伸びるほど管理費がかさみます。

過去の実績や入居者の募集方法を事前に確認して、入居者を早く見つけられる実力があるかを見極めましょう。

5. 入居者が見つかるまでの期間

あなたのマイホームと似た物件で入居者を募集したケースがあれば、入居者が見つかるまでにかかった期間をチェックしておきましょう。おおよその目安になります。

また、複数のリロケーション会社をピックアップして比較するのもオススメです。

6. 法人企業と提携しているかどうか

法人企業と提携しているリロケーション会社は、その法人企業の社宅としてリロケーション物件を貸し出すことがあります。つまり、どこの誰だか全く知らない人にマイホームを貸すのではなく、その法人企業に勤めている身元が分かる人に貸すことができるわけです。安心感が全然違いますよね。

法人企業と多く提携しているリロケーション会社の方が、質の良い入居者を見つけてくれる可能性が高いです。

7. 収支報告書は発行してくれるかどうか

リロケーションによる賃貸収入は、確定申告が必要になります。確定申告に慣れていない方であれば、かなりの手間になります。海外赴任中ならなおさらです。

ですが、リロケーション会社に収支報告書を発行してもらえればその負担は全然違ってきます。これがあるだけで確定申告の手間は大きく減ります。

それに加えて、納税代行のサービスもあると便利なので事前に相談してみましょう。

8. 設備の修理費を負担してくれるかどうか

一般的に物件の設備が故障した場合、修理費は貸主の負担となります。ですが、リロケーション会社によっては、費用を負担してくれるところがあるのです。上限費用や設備の故障理由などケースバイケースではありますが、いざという時のために負担してくれる会社を選びたいです。

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